第三者の方が読んで面白いような内容はあまり書けないと思うのですが
(それと、突然長期放置される事もしばしば起きるかと思いますが多分たいした理由はありません)
日々の個人的覚え書きとして設置してみることにしました。

【仮想迷宮玄関へ】 【有翼旅団航路TOPへ】

──────────────────────────────
▼イラストを描かせていただいています。
1月9日発売 りゅうたまルールブックサプリメント
「1st passport〜馬車と帆船に揺られる旅〜」(表紙カラー・本文モノクロ2点)
11月29日発売 「旅する大樹とあるく赤い砂漠」(表紙&本文イラスト)
11月上旬発売 「あわてんぼうなお姫さま-7人のプリンセスのお話」(カラー2点・モノクロ2点)
11月上旬発売 「くいしんぼうなおばけ-ヘンなおばけの7つのお話」(モノクロ4点)
──────────────────────────────


[†] [†] [†] [†]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [次の10件]

[209] そういえばこんな絵も描いたっけな…
*アップロード画像


永盛綾子 2009/5/20 (Wed.)
 
例によって発掘画像データ。大昔の絵の保存版データを整頓していたら見つけました。
■こちらをクリックすると大きいサイズで見られます(173KB)■

右下に記入してある日付が98ドットなんたらと読めるので、約10年前の絵。
もともとは水彩の絵です。
スキャンがあまりうまくできてない上、これの原画はあるトラブルで紛失してしまって
データしか残っていません。
なので再現性という意味でこれ以上ましな方に補正できず、いささか見づらい画像ですが
せっかくなのでアップしてみます。

ドラグーンというと私の脳内では「竜に乗った騎士」の意味に変換されてしまう事が多いですが、
これは辞書的な意味での「dragoon=竜騎兵」のイメージで描いた絵でした。
描きながら「やっぱり知識のない奴が一朝一夕にバイクなんか描こうとするもんじゃないな!」
と実感した記憶があって、そこは今見てもえらい恥ずかしいのですが。
リュックについているエントレンチングツールやブリキのカップやフレイルなんかは
描いててすごく楽しかった記憶があります。
あと、微妙に性別不明な雰囲気のキャラである所が自分的ポイントのつもりだったような。
[+] [−]

[208]  
*アップロード画像


永盛綾子 2009/5/10 (Sun.)
 
これも発掘品。バロックのイメージで大昔に描いた絵です。
■こちらをクリックすると大きめサイズで見られます■

(99年に作った同人誌の隙間埋めイラストとして一度使っている絵なので、
描いたのも多分その頃のはず)
鉛筆+ペン+水彩の絵ですが、水彩に使うにはちょっと薄い紙なのを無視して描いているので
紙が歪んで波状になっているのがスキャン画像にも出ています。

「最下層一歩手前の、上級さんがいつも刺さってる感覚球の場所を
別視点から見たらどうなってるんだろう」というイメージで描いた絵だった記憶があります。
右の方にある横板状の張り出しが、ゲーム内で主人公の通る桟橋状の通路のつもりなんだろう。

でも今うろおぼえ気味の記憶で見ても、ゲーム内のあの場所は
明らかにこんなオブジェクト設計じゃなかったと思う。
要は、当時は今よりも「二次創作なんだから原作要素はそれなりにちゃんと見て描こうよ」
という意識が比較的薄かったのですな…。
[+] [−]

[207]  
*アップロード画像


永盛綾子 2009/5/8 (Fri.)
 
FF9のエーコ。
大昔のゲーム用メモノートの表紙にらくがきした線画を発掘したので色をつけてみました。
でもよく見たら、靴やベルトあたりのディテールがけっこう間違っている事に
塗りながら気づいた。

全体的に紙目の模様があるのは、元のノートの表紙がややざらっとした風合いの茶色い紙だったからで、
特に後からテクスチャを足したわけではありません。


エーコは笛とラケットの二系統の武器が装備できて、それぞれ戦闘時のモーションが変わるのですが
どっちのパターンのモーションも可愛くて好きでした。
(ジタンあたりは「短剣」と「盗賊刀」の2カテゴリが装備できて、
短剣装備時のモーションの方が個人的には好きだったんだけど
ゲーム後半で出てくる強い武器はたいてい盗賊刀の方ばかりなので、
終盤は短剣モーションがあまり見られなくなるのがちょっと残念だった)
[+] [−]

[206]  
*アップロード画像


永盛綾子 2009/5/7 (Thurs.)
 
なんだかこの雑記に書き込みするのもえらく久々な気がしますが、
「間を開けた事によって戻りにくくなる心理」を気にしていると
いよいよ戻りにくくなるだけなので(私の友人はこの現象を
「疎遠スパイラル」と名付けていた。なかなか上手い表現だと思う)
何事もなかったかのようにどうでもいい記事で復帰する事にします。
それを言うと元々この日記に、どうでもよくない記事はほぼ存在しない気もするけど。


今回の絵は、例によって引っ越し時の発掘品らくがき。かなり大昔の作。
記事番号200の絵と同様、「別にバロックの絵だと特定する要素は何もないけど
自分的にはバロックっぽい気分で描いた絵」だった記憶があります。

あのゲームの中では壁の中に埋まっていく人物がいたりとかしますが、
なんとなく私の気分の中では「壁」というとそれだけで
バロックらしさを代表する大きな一要素のような気がしています。
(今回の引っ越しで、大学生くらいの頃にバロックについて描いた絵が大量に出て来たのですが、
そういえば「壁」っぽい要素の強い絵がやけに多かった気がする)
[+] [−]

[202]  

永盛綾子 2009/2/5 (Thurs.)
 
あ。
この雑記帳のCGIをお借りしている「お絵描きBBS.com」様の所の版権お題掲示板で、
ICO&ワンダが「次の次のお題」として確定してる!やった!

そもそも私がサイトにこの雑記を設置したのは、2006年のICO&ワンダお題の時が発端でした。
その時に自分も参加してみたくなり、お絵描きBBSで絵を描く練習用としてCGIを借りた
(そして、お題期間が終わったのでCGIは用済みになったけど、
数日しか使っていないのに解約するのもなんだなと思ったので
そのまま雑記として転用した)のがきっかけだったっけ。
あの時は実に楽しかった。


────────────────────


ところで非常に今さらな話なのですが、私は「ICOがプログラムのライセンスの問題で
2008年2月に生産終了・廃盤になっている」という話をつい先日知りました。
友人からそれを聞いた時は「な、なんだってー!よりによってあの名作が廃盤なんて嘘だろ!」
と思ったのですが。
ネットで調べたら確かに事実らしく、しかも「状況次第で再販になる」とかいう見込みも
ほとんど無いらしい。
そのせいで、その後数日くらいはものすごくどんよりした気分になっていました。
(今もその事を考えるとやるせなくて仕方がない)

自分ではもちろん既に持っているゲームなので、直接実害があるわけではないのですけれど。
あんなゲーム史に残るべき素敵な作品が、もう新しいプレイヤーに遭遇できないなんて
なんだそれ。悪夢のようだ…

 このどうしようもないがっくり感というか「な、なんじゃそりゃあ!」な気分に
 どこか既視感があるなと思ったら、あれだ。
 「大神やビューティフルジョーを作ったクローバースタジオが解散」とか、
 「皇国の守護者が、あんなに上手くできた漫画で人気もあるのに中途終了」とか、
 そういう報を聞いた時の気分にそっくりだ。



そんなこんなで、最近はICOのタイトルを聞くととても複雑な心境だったのですが、
それはそれとして今回のお絵描きBBSのお題祭りはやっぱり嬉しいものです。
今後またしばらく忙しくなるので、自分で投稿できるかは不明だけど
他の方のICOワンダ絵を見られるのが楽しみです。



あと余談ながら、かなり前からこのお題アンケートの中の上くらいの順位に
バハムートラグーンが入っているので、これもいつかお題にならないかなと
淡く期待しつつ毎日投票しているのですけども。
バハラグの方はいつまで経っても、目立った浮上も消失もせず
ほぼ同じくらいの位置をキープし続けている(笑)。
まあこの投票、中位くらいに入っていてもどうかするとあっという間に下落・消失するため
残り続けているだけでもなかなかの快挙なのですが、いつの日かはバハラグも
お題に採用されてほしいものだ。俺たちの夢見た伝説。

[返信]

[201]  
*アップロード画像


永盛綾子 2009/2/4 (Wed.)
 
いつか雑記に載せようと思ってスキャンしておいたらくがきを発掘したので
色を塗ってみました。
「以前に仕事で挿絵を描かせていただいた児童書『タリスマン』
主人公のオリーが、もし20歳くらいになったらこんな感じなんじゃないか」
というお遊びの絵。


今回、引っ越しにあたって過去の仕事原画を整頓し直したため
「タリスマン」の本を改めて見返す機会があったのですが。
この話を読むたび、いつも「オリーってほんとに可愛いなあ!」
とつくづく思ってしまいます。

 もちろん「私がイラストで描いたオリーが」という意味でなく、
 「文章で描写されているオリーの言動や性格が」という意味です。
 個人的にツボなタイプの女の子キャラなのだ…
 しかもオリーとジョシュが二人セットになると、更にもう最強に可愛い。
 ジョシュは、普段は無茶なオリーにやや振り回されぎみだけど
 いざオリーに危険が及びそうになると、彼女を助けるため
 すごく勇敢に頑張るシーンが何度もあるのがたまらんです。


オリーは行動力があって割と短気で突っ走る性格の女の子ですが、
物を考えるのが苦手というわけではなく、しばしば鋭いひらめきや洞察力を
垣間見せる面もあるのがまた好きです。
(逆にジョシュは、じっくりゆっくり慎重に考えるタイプっぽい。)
だからきっとオリーが大人になったら、快活ながらも知性に富んだ
素敵な考古学研究者の女性になっているに違いない!
…とか思いつつこれを描いていた記憶があります。

オリーの本文内描写で「あーいいなあ!」と思う箇所はいろいろあるのですけども。
中でも大好きなのが、4巻62ページの「ジョシュって豚の貯金箱を持った事ないでしょ?」
というくだりの一連の行動です。
ああいう小技をさらっとできるという事は、つまりオリーは過去に豚の貯金箱を持っていて、
(きっとベックマン夫人あたりが「倹約しなさい」と言いつつくれた様子が目に見えるようだ)
しかも貯めている途中で我慢できずに、中身を抜いて使っちゃった事があるんだろうなあ。
で、そういう所がまた実にオリーらしくて、なんとも巧みな描写だと思うわけです。



あと、この本を読んでいると細かい小ネタに気付く箇所がたまにあるのですが、
オリーとジョシュの名字が「クリスティ」「ウェルズ」という所にも
ちょっとニヤっとしてしまいます。
これって明らかに、考古学と縁の深かったアガサ・クリスティおよび
小説「タイムマシン」を書いたH.G.ウェルズからの拝借なのだろうと思う。
[+] [−]

[200] ただいま発掘祭り進行中
*アップロード画像


永盛綾子 2009/1/29 (Thurs.)
 
例によって古いらくがきの発掘品です。
大学生くらいの頃、セガサターンのゲーム「バロック」にはまっていた頃のらくがき。

直接的には、バロックの内容と関係した要素はほとんどない絵なので
「バロックの二次創作絵です」と言うには拠り所が弱いのですが。
(せいぜい、コートが微妙にバロックの主人公のコートと似ている程度か)
私の頭の中では、これはあのゲームの世界をイメージして描いた絵だった記憶があります。
 児童書の仕事をしていると、こんな感じの絵が必要になる事はまずないので
 近年はこれ系の絵をとんと描いていませんが、今でもこういう雰囲気も好きです。



────────────────────


ところですごく関係ない話になりますが。
映画版スカイ・クロラとバロックは、ぱっと見では別に似た作品には見えないけど、
物語の根本の仕掛けにかなり通じる所があるなと個人的に思っていたりします。

この雑記の08年9月15日の記事でスカイ・クロラについて書いた時、
「イノセンスのキムの館やサンサーラナーガにもそういう要素があったけど、
『特定のフラグを立てないかぎり同じ事象がループし続けて脱出できない』というのは
ファミコンくらいの頃のゲームでよく見かけられたギミックでもあって、
我々の世代としては懐かしさを感じる」とかいう事を言っていましたが。
仮に映画版スカイ・クロラのテーマをそのままゲームに変換したとしたら、
それはむしろ戦闘機シューティングゲームというより「無限ループが続く閉塞状況の中で、
フラグを立てる事によってループに変化が生じて循環状態から脱出できる」という感じの、
つまりそのまんまバロックみたいなゲームになるんじゃないだろか…
という気がしています。

 「死んでは生まれ変わるのが男の側で、その恋人の女(バロックで言うと創造維持神か)
 が何度でも男を待ち続ける」という構造にも共通性がある気がして面白い。



ある意味ではスカイ・クロラは、サンサーラナーガと同様「輪廻転生」の話とも言えますが。
確か「仏教の中では、輪廻とは『永遠に堂々巡りの苦界から抜け出す事ができない』
という否定的な意味を持っていて、悟りを開いた者だけがその輪から脱出できる」
みたいな話を聞いた事がある気がする。

で、サンサーラナーガにおける輪廻は「破壊と創造・光と闇は表裏一体で、
世界は滅びる事によって新しい世界を産む」というポジティブな輪廻だと思うのですが
(サンサラ2の中で世界は滅びるけど、それはバッドエンドではなく来たるべき帰結で、
カオスドラゴンもそのための一パーツであり邪悪な存在ではないんだと私は思っている)。
スカイ・クロラの輪廻は、上記の仏教的解釈みたいなネガな意味の輪廻なのだと思う。
とりあえずスカイ・クロラの劇中で描かれている限りでは、「無限ループに生じた綻び」
というのは「ラストシーンで草薙が新しいパイロットに挨拶する時に眼鏡を外した」
くらいのすごく細かい変化に過ぎないのですけども。
その些細な変化が、「いつかは主人公たちがループの外に出ていけるのかも知れない」
という未来を暗示しているような気もします。

そういえば押井監督はスカイ・クロラのパンフの中で「これは若い人に向けた
希望の物語だ」みたいな事を書いていましたが。
ティーチャーについて、作中では「キルドレ達が決して勝てないようルール的に設定された敵」
と説明されていたけど、そもそも「教師」という言葉そのものが
「永遠に越えられない壁」を意図する概念ではないような気がする。
教師というのは、まあ生徒の前に一時的に立ちふさがる壁ではあるけど
いつかは生徒がそれを越えて巣立っていく展開を予兆させる語なわけで、
そのあたりにも押井氏の言う「この映画の希望」のエッセンスが
そこはかとなく感じられるように思います。
(と、つらつら書きましたが、私はスカイ・クロラの原作版小説を読んでいないので
これすごく的外れな事を言っていたら恥ずかしいな)



……別に、「スカイ・クロラの主人公のボケっとした佇まいやモソっとした髪型や
首元を覆うダボっとした服装が、どことなくバロックの主人公を彷佛とさせるから」
というだけの発端からこんな事を考え始めたわけではない。(かどうか自分でも自信がない)
[+] [−]

[199] スピリットオブセントルイス
*アップロード画像


永盛綾子 2009/1/24 (Sat.)
 
↑例によって引っ越し時の発掘品です。
おそらく大学生くらいの頃に描いた絵。
(死神ではなく、たぶんヨーロッパの絵画なんかによく出てくる
「時」の擬人像のつもりだと思う。
もっとも西洋絵画史の中だと、死の擬人像と時の擬人像というのは、
特徴や意味あいがかぶっていて明確に区別できない場合もあるんだけど)

────────────────────

ところで私は昔、H.R.ギーガーのカレンダーを使っていた年があったのですが。
先日、引っ越しにあたってそのカレンダーが旧居から発掘されたので
ぱらぱらめくっていたところ、「実はギーガー氏の誕生日は私の誕生日の翌日だ」
という事実を初めて発見して、ちょっとハッピーな気分になりました。

今まで誕生日といえば「私の誕生日はチャールズ・リンドバーグと同じだ」
というのがささやかな自慢だったのですけども、今後はそれにプラスして
「さらに私の誕生日はギーガーの誕生日の前日だ」とふれまわる事にしようと思います。
 あと余談だけど、かのガンダルフことイアン・マッケラン氏はうちの兄と誕生日が同じだ。
[+] [−]

[198] 亡者の箱には15人おまけにラムが一瓶よ
*アップロード画像


永盛綾子 2009/1/20 (Tue.)
 
少し前の事になりますが、1月9日にりゅうたまTRPGのサプリメント・
「1st passport〜馬車と帆船に揺られる旅〜」が発売されました。
私は今回、表紙絵と本文のイラストを少し描いています。
ご興味のある方は、ぜひぜひよろしくお願いいたします。

しかしさまざまな帆船の種別のページを見ていると、光栄のSLG「大航海時代2」
PS版にはまっていた時の事を思い出すなあ。
大航海時代2の中では、序盤にスループが入手できるとかなり便利なんだけど
スループってややレアな船種で、なかなか売りに出てるのを見かけないんだよね確か…
とかそんなような事を。

────────────────────

今回の右の画像は、サプリに登場する新クラス・「ナヴィゲーター」
のサンプルキャラこと海賊のおねえさま。
岡田さんからは「クールな女海賊船長にしてください」と言われていたので
こんな感じにしてみましたが、ラフ途中の段階ではこのキャラの顔には
さらに傷跡がついていたりしました。
自分ではクイーン・エメラルダスみたいなイメージだったものの、
ふとそれを見て「これと似たキャラをどっかで見たような…」と思っていたところ
D&Dリプレイ「若獅子の戦賦」のスリンガーさんそっくりな事に途中で気付いたので、
せめて傷はやめにしました(笑)。
このキャラがリスザルを連れているのは、映画「カットスロート・アイランド」のモーガンや
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のバルボッサへのオマージュのつもり。
(というかバルボッサがリスザルを連れているのも、
 カットスロートを意識してるんじゃないかと個人的には思っている)

 本当は今回、大航海時代2やカットスロート・アイランドについてももう少し語りたいけど
 あまりに散漫かつ冗長になるので我慢します。



帆船といえば、「少女海賊ユーリ」の時に多少かじった杵柄でもあり
(と言っても、「ユーリ」の絵を6年間描いたあげく
 それなりに帆船が上手く描けるようになったのかと言うと、
 いまだものすごく稚拙なんだけど。それはそれとして)
あれ以来、木造帆船の世界が大好きでたまらないので、
本当は今回のサプリでもっとたくさん絵を描きたかったのですが。
今回は都合に余裕がなかったためわずかな点数しか描けなかった事が心残りです。
たくさん描けない事が明白なので、今回は自分からお願いして
作業点数を減らしてもらったんだけど、自分の作業力のなさが悔やまれる…

あとどうでもいいけど、このサプリ本の10ページの右下「馬車旅の例・レース」
の項目の文章が、どう見てもレーシングラグーン語である事に
今しがた気付いてかなり笑いました。
この箇所の例文だけ、他の文から露骨に浮いてる。

 ……醒めちまったこの街道に……
 ……熱いのは………俺たちのTRAVELING……
 お伽話は終わりさ…俺たちのりゅうたまは、はじまったばかりなんだ…



────────────────────


ところでりゅうたまリプレイ3巻では、砂漠を舞台としたキャラバン・レースという
イベントが登場しましたが。
現実の歴史の中でも、帆船時代の末期の19世紀頃、快速型の帆船で
中国からイギリスまで紅茶を運ぶ「ティー・クリッパー・レース」
というのをやっていた時代がありまして。
このレースの話というのが、いかにもゲームのシナリオっぽくてすごく心踊るのです。


私は「少女海賊ユーリ」の仕事をしていた時に、資料として買った帆船模型の本の中で
ティークリッパーレースというものを初めて知りました。

 あ、この本です。→帆船模型―製作テクニック(Amazonに飛びます)
 木造帆船の模型の写真がたくさん載っており、また帆船に関する
 雑学やエピソード集などの文章部分もとても面白い本です。
 30年くらい昔の本だけにちょっと古風な感じもあるけど、そこがまたいい。
 個人的には、帆船に関するビジュアル資料としても読み物としても
 かなりお世話になった思い入れある一冊だったりします。


で、ティークリッパーレースの詳細については、この本の
「テーピン」という帆船に関する文章がロマンに富んでいて実にいいので、
「ぜひこれを読んでください」と言いたい所なのですけども。
半端に言及しておいてそれを言うのもなんなので、ご興味のある方は
『ティークリッパーレース』とか『ティークリッパーレース テーピン』
などでネット検索してみると面白いと思います。

1866年・テーピンとエアリアルのトップ争いのレースの時、
一着と二着の間にどのくらい時間差があったかについては
資料によって「10分」から「30分」くらいまで記述にばらつきがあるようなのですが。
いずれにしても、帆船の航海とは現代からするとびっくりするほど
時間がかかる旅であり、また天候の気まぐれによって頻繁に遅れが出るものでした。
いくらティークリッパーレースが当時最先端の快速帆船を使っていたと言え、
1866年のレースの時も、スタートからゴールまで99日間かかっていたらしい。
99日間、中国からロンドンまで必死で走り続けた結果、一着と二着の差が数十分!
…といえば、これはもう奇跡的な僅差だというのが実感できるかと思います。


ティークリッパーレースの話をすると、連鎖的に
「カティ・サークはクリッパー型帆船の中で(というより木造帆船史の中でも)
日本ではトップクラスに知名度のある艦だと思うけど、実際の運用面で
あまり活躍した船ではなかったんだよな」とか、
「でもそれを言い出すと、帆船模型の世界で有名な船というのは必ずしも
『歴史の中で何かすごい事をしたから有名』ってんじゃない船が案外ある」
(極端な話、帆船模型の定番であるヴァーサなんて処女航海で沈んでる)
とかそういう事を言いたくなるのですが、またきりがなくなるのでこのへんでやめよう。
[+] [−]

[197]  
*アップロード画像


永盛綾子 2009/1/12 (Mon.)
 
「仮想迷宮」玄関でもお知らせしてありますが、
新居の電話およびFAXが繋がるようになりました。
新しい方の電話番号をご存じの方は、以後はこちらにかけて下さって大丈夫です。
ただ、前回書いたように1月の間は新居と旧居を行ったり来たりしているので、
もし新居にかけて不在の場合、旧居の方にかけるといる場合があるかも知れません。
(2月以降は新居の方に常駐しています)
ご面倒をおかけしますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


前回「旧居を片付けていると古いらくがきが呆れるほど大量に出土する」
と書きましたけども、今回の画像はその発掘物のうち一枚です。
どういう意図で描いたのかさっぱり思い出せない絵ですが、
(半端な進度で飽きて放置されている事が多い私のらくがきの中では)
水彩で割とちゃんと塗りまでやってあったのでここでサルベージしてみました。
同じファイルの中に入っていた他の絵の年代から推定するに、
2002年頃の絵だと思われます。

 前回「片付け中の部屋がバージェス頁岩みたいだ」と書いたけど、
 むしろ「ヒトラー最後の12日間」だかの映画に出てきた、
 修羅の坩堝と化した公文書館みたいだという気もしなくもない。


────────────────────

本当は1/9発売のりゅうたまサプリメントの仕事についてもお知らせしたいのですが、
そろそろ出かけないといけない時間になりつつあるので今日はこのあたりで。
[+] [−]


[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [次の10件]


[†] [†] [†] [†]


OekakiBBS ver.2.83 (C)OekakiBBS.com, All rights reserved.